ハーレーの盗難被害を防ぐにはコンテナやGPSの活用が効果的

ツーリングの途中

ハーレーは世界中に愛好者がいる大型バイクとして有名ですが、その人気の高さから盗難被害に遭いやすいバイクでもあります。ハーレーは300キロ以上の重さを持つ大型バイクですが、大人が数人がかりで持ち上げればそのまま盗むのは難しくありません。
愛車を盗まれないようにするには車体を見せないのがもっとも効果的です。自宅ならガレージに入れることができますが、通勤などでハーレーに乗る場合は駐車場所を慎重に選ばなければいけません。盗難被害を避けるには車体を丸ごと隠すことができるコンテナタイプの貸しガレージを利用するのが良い方法です。ほとんどのコンテナは防犯カメラや鍵付きシャッターを導入しているので、セキュリティの面でも安心できます。

ツーリングなどで郊外に出かけた場合、野ざらしの状態でハーレーを駐車することがあります。車体が丸見えの状態では盗まれるリスクが増えますが、その一方でシートで隠しても却って目立ちます。
万が一、愛車が盗まれた際に足取りを掴むためにもGPS装置を取り付けておくことが重要です。GPS装置が作動していれば現在位置を確認することができるので、愛車を取り戻すのも不可能ではありません。高性能のGPS装置なら振動や配線の切断など異常な動きを感知するとアラームを鳴らしたり、契約した警備会社に信号を送る仕組みになっているので安心です。しかし、ほとんどのGPS装置は電池式なので定期的に状態を確認しなければいけません。

ハーレー乗りにとって愛車は家族同然の大切なパートナーです。盗まれないためには手間や出費を惜しんではいけません。
防犯意識を持つように心がけ、不用意に野ざらしで駐車しないなど愛車の扱いも見直す必要があります。