ハーレー ガソリン消費量とタンク容量

ハーレーの燃費

ハーレーはバイクの中でも燃費が悪いイメージがあります。これはハーレーが大型の車体であることや、使用するガソリンは高価なハイオクが推奨されているのが主な理由です。ハーレーの燃費は一リットルあたり、約20キロほどとされています。理論値ではバイクの中でも特に燃費が悪い部類ではありませんが、走行環境やエンジンの回転数など様々な要因が絡み合い、実質的な燃費は理論値を大きく下回ります。それに加えて高価なハイオクガソリンを使うことが他のバイクと比べて燃費が悪いイメージを生む要因です。

タンクは小さい

また、ハーレーの燃料タンクは車体の大きさに比べると容量が小さいのが特徴です。特有の形状からピーナッツタンクとも呼ばれる燃料タンクは複数のサイズが市販されていますが、その多くが20リットル未満の容量です。そのため、ハーレーは荒野を疾走するイメージを持ちながら、実際には長距離走行には不向きな車両である点を注意する必要があります。ハーレーで長時間のドライブを楽しみたい場合は燃料タンクの交換が不可欠です。ハーレー用の正規品を使うのが普通ですが、容量を優先して他の車種の燃料タンクと交換する方法もあります。いずれの場合も部品交換は走行時の安全を最優先に考えることが大切なので、正規の販売店に交換作業を依頼するのが無難です。